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Nov 30, 2006

ミロバラン 蝉の訶梨勒-せみのかりろく

Kariroku これミロバランの実です。インド北部からマレーにわたって自生する30mくらいある樹だそうですが「実」は3cm~5cm。

タンニンが強く渋みがあり、ケブリン酸、エラグ酸を多く含有。
漢方では水毒を取去り、咳止め、下痢、頻尿、血止めなどによく、チフス菌、ブドウ球菌を抑制など抗菌作用も強いそうです。インドでは薬用はもちろんのこと、更紗の下染めに使われます。

インドの僧侶が着ている衣装はミロバランで染めているので渋い茶色。

熟した実を乾燥させた生薬を訶子(かし)または訶梨勒(かりろく)といいます。

古くは仏教の原子経典に登場。日本にもたらされたのは鑑真和上によってです。
その頃、東大寺の薬物を記した献物帳『種々薬帳』には「呵梨勒一千枚」と記されています。

室町時代にはいって水毒を避けるところから、この実をかたどった袋等に香料を入れて
茶席の柱飾りに用いられ、邪気を払うものとしてお正月にも飾られるようになったのだそうです。

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Nov 27, 2006

合成オンパレード

今話題の椿オイルは日本人にとてもよくあうオイルです。
それに真っ赤な花弁に白と黄色の大きなオシベがポイントの、
風情ある侘助やシャネルでおなじみのカメリア咲きの椿も大好き。

Kif_0238ところで、「椿オイルと配合」ときくだけでとっても髪によさそうです。
でも、「植物由来」とうたわれる市販のシャンプーでも、
よおく目を凝らして、小さな文字をいくつか追うだけで、
それらのほとんどは合成であることに落胆することはしょっちゅう。

たとえわかっていても、コマーシャルの魔力は絶大だと、
脱帽しそうになることなども又又しょっちゅうです。

。...。...。...。..。o○o。..。o○o。..。o○o。..。...。...。...。...。

界面活性剤は、水と油を結びつける仲人で、
油脂汚れを水に馴染ませて落としたり、
水と油を乳化させ、皮膚に浸透しやくすることに大きく貢献します。

石鹸もこの界面活性剤は化学反応によって生成されますが、
石油由来の合成界面活性剤に比べると作用は、はるかに優しく、
微生物にとって分解可能なことでは、環境にも負担が少ないといえるでしょう。

皮膚にはもともとバリアーなるものがはられており、
外界からの異物の侵入を防ぐ役目を果たしています。
ところが水分や、肌に栄養しようとする物質分子が大きいと、はじかれてしまい内部に行き渡らせることが出来ないために、乳化剤を使用して関門を通り抜けさせることで皮膚の奥へと浸透させて、
お肌を若く美しく保ちましょう!というのがクリームや乳液。

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Nov 26, 2006

オイルセラピー ひまし油

Kif_3184 アロマトリートメントの際、大切な役割を担うオイル。

多くの日本人にとって、油を体に塗るのはサンタンオイルくらいでした。天麩羅の時に鍋に油をたっぷり注いぐのには慣れていても、
全身にオイルを塗ることに抵抗を感じる人はまだ多いようです。

インドのアーユルヴェーダでは、なんと目を洗います。
ネートラといって以前に体験。感想をこちらに書きました。

キャリアオイルという呼び方は、
アロマトリートメントする際の精油成分の経皮吸収を促す為にオイルに稀釈するところからです。

植物性オイルは種から採る成分ですが、それは次世代が発芽するために必要な、
太陽から作られ蓄えられたエネルギー成分。
それをいただいて人間の健康に使わせてもらってるわけですが、太陽エネルギーの賜物というと
それだけで力が湧く気分です。

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Nov 23, 2006

痛みを想像できる脳に

「涙の数だけ強くなれるよ。アスファルトに咲く花のように♪」

「人は悲しみが多いほど 人にも優しくできるのだから」Onroad

辛い時にちょっと救われるフレーズです。

そう、これは強くなるために神様がくれたチャンス!

でも、嵐が去った直後はこう思います。
「そんなチャンスは、もうたくさん」

そして、それから何年か経ち、
ふと昔の自分を振り返れるようになれた時、そのこと自体に喜び、
強さが、どれほど自分を優しくするものかを知るのだと思うのです。

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Nov 20, 2006

魔法のラベンダーが成り立つわけ

Dsc00480 先日は不思議なラベンダーについて,ちょっとばかり宙に浮いて書いてみました。
「魔法」という表現がしっくりこなければ「想い」とか「愛」とか、「dreams come true」でも、何か元気の出てくるポジティブな言葉に置き換えてください。

例えば、タネは母親にはすっかりわかっているのだけれど、
子供にとって母親の手や言葉は魔法のようなもの。
でも子供にとって「魔法」は不思議な力。




ラベンダーにかける魔法は、あながちまやかしとも言い切れないようなのです。

ちょっとした理屈をこねてみると・・

☆:..o。

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Nov 17, 2006

魔法のラベンダーの作り方

慣れない人にも常備をお薦めしたいのはラベンダー。

一家に一本といわず各部屋に一本。かばんに一本。Kif_0930herbs3
それほどラベンダーは凄いなあとつくづく思います。
ラベンダーのエッセンスを抜き取ったエッセンシャルオイルで見てみましょう。
ラベンダーの凄いところ。
 それは、精油なのにビンから直接つけられることです。
これは手軽。

(あとはティートリーの他は絶対にしてはいけません。)
心のひだを埋め、波立つざわめきを落ち着かせてくれます。
激しく脈打って落ち着かないなら、1滴手首につけておくのもいいでしょう。
-------- だからバックに一本忍ばせておきます。

それに思いがけない場所で虫にさされたり、
何かにかぶれた時にもチョコっと1滴。
痒みや腫れは、たちまち消える。
もちろん刺される前の虫よけに。
市販の虫除けスプレーより香りがよろしいのです。
それにバックからお薬が出てくるよりは、洒落ていると思う、という他愛ない理由も大きい。

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Nov 14, 2006

光を食べること

Kif_3159 動物と植物の大きな違いは光合成をするかしないか。

光と空気と水から自分に必要なものを作り出せる植物に比べ、動物は他の命を自分にとりこむことで生きているわけです。

だからでしょうか、植物が動物と、
ことさらヒトと違うのは
「自我」がないことなのだそうでうす。

自我とはなんなのか。いけないものなのか・・・。

落葉樹の色づきが今年は今ひとつ。寒さと日当りが関係しています。Kif_3149

寒さが増すごと葉は赤みと深みを増し続け、まるでその年の「生」を交響曲のクライマックスへ向かうよう。
やがて北風が約束のように吹き、土の上に舞いおりてすっかり冬景色に変わります。

気温の差で葉は水分を吸収することをやめ、かわりにアントシアニンなど色づきの原因ともなる成分を作り出し、やがて自ら木枝を離れて落ちてゆきます。

落ちた葉は緑色のそれより、様々に素晴らしい栄養分をたくさん含み、
微生物によって元素にまで分解され、
土の中に消えてゆきますが、
ちゃんとまた、翌年の春の訪れと共に新たな命となって蘇るのです。

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Nov 11, 2006

モーツァルトde秋の夜長を

今日も、カフェを覗いてくださったあなたに

今日初めて何かのご縁で訪れてくださったあなたに、

うっかり来ちゃったら「ここ」だったあなたにも(笑)

感謝を込めて。

yumiさん のコメントにいただいたlacrimosaのmid.を見つけたので
アップしました。

モツレクが急に聞きたい気分になられたのなら
デジタル音ではありますが、

もし今が夜ならライトを消してしばし厳かな秋の夜長を
楽しみませんか。

もちろん、好きな香りを思い出されたらその香りを焚いて
キャンドルがあれば灯りをともして。

「lacrimosa-涙の日-」を聞く

涙にくれる、その日
Lacrimosa dies illa, 涙にくれる、その日、
qua resurget ex favilla 人は塵から蘇り、
judicandus homo reus: 裁きを受けるために引き立てられる。

Huic ergo parce Deus 神よ、この者をどうかかえりみてください。
pie Jesu Domine, 慈しみ深い主、イエスよ、
dona eis requiem. Amen. 彼らに安息を与えてください。アーメン。

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Nov 06, 2006

 お寺のモーツァルト

Ongakukai 今年はモーツァルト生誕250年。

それを記念して今年の音楽会のテーマはモーツァルト。

装置を使わない独特の生の音響は
空気と木からも直接響きや振動が伝わり
日頃から焚き込められた上質の「香」に浸りながら、素晴らしい演奏に酔いしれ、素晴らしいレクイエムを堪能しました。

型破りに見えるこういう供養は、あの世もこの世も一体に喜びの中にいるのではないかしらなどと思えるひと時。まさに鎮魂。

ちなみに、こちらでは音楽と芸能の神様、弁天さんをおまつりしていますが、
確かに、お寺としての安らぎのほかに
素晴らしい音楽や芸術的の楽しさや感動も受けとります。

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Nov 03, 2006

アロマで便秘は治せる?

Benpi_2 「便秘」に悩む人はどれほど多いだろか。
そして、向き合っている人はというとどのくらいでしょうか。

出なくなったらピンクの強い味方。と何度思ったことでしょう。
今でもまだ思います。でもその前に

さて、アロマで便秘はせるのでしょうか。

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