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Nov 14, 2006

光を食べること

Kif_3159 動物と植物の大きな違いは光合成をするかしないか。

光と空気と水から自分に必要なものを作り出せる植物に比べ、動物は他の命を自分にとりこむことで生きているわけです。

だからでしょうか、植物が動物と、
ことさらヒトと違うのは
「自我」がないことなのだそうでうす。

自我とはなんなのか。いけないものなのか・・・。

落葉樹の色づきが今年は今ひとつ。寒さと日当りが関係しています。Kif_3149

寒さが増すごと葉は赤みと深みを増し続け、まるでその年の「生」を交響曲のクライマックスへ向かうよう。
やがて北風が約束のように吹き、土の上に舞いおりてすっかり冬景色に変わります。

気温の差で葉は水分を吸収することをやめ、かわりにアントシアニンなど色づきの原因ともなる成分を作り出し、やがて自ら木枝を離れて落ちてゆきます。

落ちた葉は緑色のそれより、様々に素晴らしい栄養分をたくさん含み、
微生物によって元素にまで分解され、
土の中に消えてゆきますが、
ちゃんとまた、翌年の春の訪れと共に新たな命となって蘇るのです。

ところで、人の身体の中で、自分のために生きているものは何一つないそうです。
心臓は臓器に血液を送るために働き続け、
肺は血液に新しい酸素を送り込む為に動き、
胃は消化する為に分解し続け、肝臓は体内にやってきた毒物を見張り続け
免役といわれる細胞の一つ一つ、ミトコンドリアにいたるまで、
次の命のためにひたすら光合成をして栄養をつくり、
やがては供給の口まで自らたっておちていく落葉樹のように。Kif_3150

しかしながら、ただ一つ、自分のためだけに周囲を破壊しながら生き、
最後には自分が存在する環境をも破壊し、
やがて自らも生きられななってしまう細胞があります。

それが

癌細胞。我欲の最たるもの。

もともと我欲の塊である自分を知れば、自ずと光を求めるようになり、
植物を使ったり、食したりすることは、植物を会して光を体内に取り入れることにもなるのでしょう。

肉食が多いと短気で闘争的になるといわれる由縁のひとつ。

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Comments

赤い葉っぱが綺麗です。
ワインでも飲んだのかしらって思いますね。
葉っぱのひとつひとつが、絵になります。
そうやって自然に目を向けると、まだまだ
知らないこともたくさんあることを知ります。

Posted by: takako | Nov 14, 2006 at 07:46 AM

takakoさん、紅葉を眺めがら赤いワイン。いいですね。
どの葉っぱも芸術です。街中は気をつけていないと季節感が薄らいでいくので、こんな葉っぱでも「小さい秋見つけた!」の気分そのものでした。

Posted by: Robin | Nov 14, 2006 at 10:54 PM

食物連鎖の初め 命の初めに 植物があるのですね。
お庭のモチの木が、色づき始めました。

モーツアルトの「涙の日」
前回訪問した時は、PCが不調で音が出なかったのですが
今回はちゃんと聞けました。うっとり♪

Posted by: 吉岡 | Nov 15, 2006 at 05:03 PM

吉岡さん、そうですねえ。食物連鎖の頂点にヒトが君臨しているというわけなのですね。ピラミッド型。
・・今ふと思いました。それじゃ循環の円にならない。

あ、土に還って葉となり、花となり実を結ぶのでした。
ありがとうございます。
なんか嬉しいことに気が付けました!
感謝してお肉食べよう!っと

Posted by: Robin | Nov 16, 2006 at 08:48 AM

Robinさん、こんばんは。
自然は実にうまくサイクルしていますね。
冬の訪れの前に葉が力いっぱい色付くのは、
樹木たちの美の極致かもしれないですね。

次の世代のために、枯れて落葉となるのは自然の摂理・・・
それが、土に戻るのをコンクリートジャングルは妨げている。
心によぎります。いろいろな思いが・・・

Posted by: yumi | Nov 17, 2006 at 12:17 AM

yumiさん。舗道の上に無秩序に散らばる落葉が好きです。
掃いた後は集めて植え込みに入れておきます。が、時々国からお掃除に来てみんな掃除してしまうんですよね。
 ああ、わかってないなー。とがっかり。
人間や人間の都合だけで増やしたり、減らしたり。今花粉の原因になるからってスギを切って、別の杉に植え替えるのだとか。

針葉樹の間にも必ず落葉樹がある話や、自然が時々山火事を起こして循環させている話とか。いちいち感動します。

Posted by: Robin | Nov 17, 2006 at 09:26 PM

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