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May 11, 2007

5月 テンションダウンに効く薬

Phitoro 風薫る五月。
爽やかな風。
何かを始めるのに、気分も気候も最高のはず。

そして、五月は香しき季節。
道を歩いていてもスズラン、ジャスミン、オレンジフラワーに開き始めた薔薇たち。
花々が一斉に癒しの香りを放つのは、ヒトの心に問い掛ける為、なんて思うのは人間のエゴでしょうねえ。

 「眠い」「やる気にならない」「なんとなく滅入る」「いらいらする」

今時のこんな症状はいわゆる「五月病」と銘々されています。新しい環境への期待いっぱいの四月、GWを過ぎたあたりから理想と現実の狭間に落ち込んで生じる症状だという説もあります。
東洋医学でも「木の芽時」という風に、春から夏はとても不安定な時期なため、
同じように不安定になっている時には、早く起きて自然のもの、旬のものを食べましょうと進めています。

この症状効果的なのはフィトンチッドを浴びることでしょう。

最も活発に活動し始める木々や植物によって、
浄化された酸素いっぱいの空気には、癒しのアオバアルコール、緑の香りがいっぱい。

そして時折南の方から吹いてくる風の音は1/fの心地よいゆらぎをもって細胞に囁きかけ、
雑音と雑踏に失いかけたバランスを戻す力を取り戻させてくれます。

それは気分だけの問題ではなく、
実際に森林浴の効果として、免疫力の活性が報告されています。

中でもNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性させるのだとか。
NK細胞はウィルスや腫瘍細胞を無害化したり、免役部隊が体の中に作られるまでの間
制御する役割などがあります。
ストレス状態が続くことでストレスホルモンが出っ放しになると免役力が低下してしまい、
様々な不調の原因になってしまうのも一因。

五月、溜め込んだものを出してゆく季節に、感情も一気に噴出している時期です。

ある程度のストレスは成長に必要なものですが、さらされっぱなしの現代人の逃げ場所や
フィトンチッドは遠くなりつつもあるので、よけいに感じやすくなっているのかもしれません。

二泊三日の森林浴後、一ヶ月、この免疫力は保たれていることも明らかなのだとか。
フィトンチッドは副作用も無くて、よく効く薬です。
あるとしたら、又行きたくなっちゃうことでしょうね。

参考 林野庁HPプレスリリース

平日のナンチャッテ森林浴。
 サイプレス、シダーウッドなど針葉樹の香りを主に選び、
 グレープフルーツ、ラベンダー、フランキンセンスなどを加えたルームコロン。

*写真は「グリーンクラブ」という活動の取材におじゃました時。
下の緑は全部フキ。写っていない後方はラベンダーやフェンネル、タイム、ブルーベリー
等々のハーブ畑でした。

吉岡さんのブログ「ほぅ~っと一息」
なるほど漢方講座(メルマガ)では肝とストレスがわかりやすいです。
もうすぐ始まる「福山ばら祭」、
なんと吉岡さん考案の素敵な薔薇のミストも認定されました。

やっぱり薔薇は五感にいい~♪

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aromaticdays」カテゴリの記事

Comments

うんうん、森林浴はとても心と体に良いですよね。
今、その関係の本を読んでいます・・・(勉強のことは突っ込まないで~)

うちの周りは神社とお寺があるので、鳥のさえずりも聴こえたり、木々のざわめきも・・・。
香りも含め、ホッと一息つけています。

Posted by: Kaori | May 12, 2007 at 12:53 AM

☆kaoriさん、森林芳香浴の効果なら、自分も、みんなも帰る頃には満面の笑顔で実感できますが、数値でも判明されてさらに納得!うぬぬ。突っ込んではいけないと思いながら、そのごほん、気になります。森の謎が書かれているのですね。
 
 ♪風の音、鳥の声がお家で聞ける環境は、今時、私の「荻窪」のイメージのままでほっとしました。
 あ、もしかして、サロンはその中!?♪

Posted by: Robin | May 12, 2007 at 08:41 AM

深呼吸したくなるような野原と林ですね。
自然の恵みは、必要なものを必要な時に備えていてくれますよね。
森林セラピーのプロジェクトが具体的に動き始めているのを、もうご存知なのかな?私は、日本アロマ環境協会の勉強会で知りました。日本各地に森林セラピーの認定基地を増やしてゆくようです。
http://forest-therapy.jp/index.php

「ほぅ~っと一息」をご紹介してくださってありがとうございます。
あと1週間で、ばら祭です。ワクワクッ♪

Posted by: 吉岡 | May 12, 2007 at 08:27 PM

>二泊三日の森林浴後、一ヶ月、この免疫力は保たれていることも明らかなのだとか。
そうなんですか。すごいですね~!!!
お写真だけでもすごく爽やかな気持ちになりました。

ナンチャッテ森林浴ならすぐ出来ますね!
森林浴ルームコロン作りたくなりました♪

Posted by: tomomi | May 12, 2007 at 09:30 PM

本についてお知らせしますね。

『恵みの森 癒しの木 ~森の名所50選を歩く~』
矢部三雄著(林野庁治山課長)

昨今の森林伐採や故郷の森、四万十川の森、縄文杉などをはじめ、↑の吉岡さんが仰っていることも書かれています。

ちょっぴりですが、森林の空気中にモノテルペン類(α-ピネンやリモネン)が含まれていることとの関連についても記載されています。

Posted by: Kaori | May 14, 2007 at 05:26 PM

☆吉岡さん、情報ありがとうございます。
森林浴を取り入れた療法(クナイプ療法)に保険が適用されている国もあるのですって。日本は遅いくらいなのでしょうか。

 豊かな自然と人々の心に昔のように良き循環がもどって来るきっかけになるといいですね♪ 
 認定の森となると、やっぱり目が向きます。
都会だと早朝の神社の境内の杜もセラピーの場所と化すように思えちゃいますが。。

Posted by: Robin | May 14, 2007 at 09:22 PM

☆tomomiさん、そうなんですって!
一ヶ月もっているというデータは嬉しいです。
二泊三日かけていく甲斐が確信できるってもんですね♪

なんちゃって森林浴、tomomiさんのイメージの森も行ってみたいです。

Posted by: Robin | May 14, 2007 at 10:03 PM

☆kaoriさん!お願いを聞き届けてくださってありがとうございます。
タイトルだけでもそそられる森、いや文字が並んでいます。
なんと!林野庁ですね。
さっき、リンクしました。

森林セラピーは、実は人のためのみならず、今は森のためのセラピーが先かもしれません。

Posted by: Robin | May 14, 2007 at 10:08 PM

私も5月病になりそうです。
テンションめちゃめちゃ低いです。
5月のせいなのね。
花の香りを思う存分かぎたいです。

Posted by: takako | May 17, 2007 at 07:26 AM

☆takakoさん、え!?「めちゃめちゃ低い」という言葉をtakakoさんから聞くとは。
テンションにはリズムがありますよね。私はそう思うようにしています。
どうか、医者の不養生、紺屋の白袴になりませぬよう、香りを処方してくださいませね。

 自分を応援する香りは、元気の時にブレンドしておくようするといいですよね。自分の「気」をとっておく。ような、。

低いときときもあれば、これからあがるとき。

Posted by: Robin | May 17, 2007 at 04:16 PM

Robinさん♪
緑豊かな箱根に出かけました。
美しい木肌の樹木に囲まれると
このまま深い緑にずっと包まれていたいなって・・・
  
ヒメシャラの森、
ブナの巨木、
風にそよぐ木々の葉、
みずみずしい空気、
幾度となく訪れる地です。

Posted by: yumi | May 17, 2007 at 08:51 PM

☆yumiさん、一番最初に魅了されたのもyumiさんの絵画のような文章でした。
新緑の清清しさ、瑞々しさが肌に伝わるようです。

つい先日、ヒメシャラの木が語りかけてきたのはyumiさんのことだったのかな。なんて思い嬉しくなりました。♪

姿と名前に惹かれてシャラですが、植えたことがありました。
真夏に白くて凛とした花が咲くのが楽しみでした。

Posted by: Robin | May 18, 2007 at 11:23 AM

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