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Jun 19, 2007

シェイクスピア

1906年ウォルター・クレインにより
シェイクスピアの庭の妖精たちShakespeare_1が描かれた絵本。

クロッカス、スズラン、クリスマスローズ、スミレ、スイセン、ムスカリ、チューリップ、ミモザ、ローズマリー、ミカン、ナスタチウム、薔薇、ラベンダー、etc.

宿根の、あるいはこぼれ種の花たちが力強く芽吹き、
次々と花咲かせ初めて一年が活気にあふれ出す季節になると、
確かディズニーの、子供の頃観たある映画を思い出します。タイトルを忘れてしまいました。老人と子供がスノーモービルに乗って繰り広げる物語の中に、妖精が織り込まれています。ご存知の方いましたら教えてください。
 

人が立ち去ると、花々のフェアリー達が現れて、美を競い唄い、笑い、おしゃべり、ダンス。
たった一人の王子様の気持ちを射止めようとみんな必死。
かくして王子が選んだのは、最も純粋でシャイだったバイオレット。

子供心に、そして未だに私の「バイオレット」に惹きつけられるものがあるようです。

 本を読んで感動することはたくさんありますが、
中でも感動に衝撃を受けたのはシェイクスピア。
本を閉じながら、Standing Ovation の渦の中にいるような気分になったものでした。


 シェイクスピアの中には本当にたくさんの花が出てきます。
作品の全てをまだ読みきっているわけでもないのに、語る自分をどうかと思いながら、
モノトーンの庭が可憐な花たちで如序に彩られていく様は、
どんな小さな庭にだって妖精が集っているような確信に満ちて、
シェイクピアの作品の一場面を思い出してしまうのです。

ハムレットのオフィーリアは題材として、歴代の画家たちを魅了した悲劇のヒロイン。
ジョン・エバレット・ミレイのオフィーリア(ロンドンのテイト・ギャラリー)

ジョン・ウィリアム・ウォーターハウスのオフィーリア

アーサー・ニュース のオフィーリア
o。..。o○o。..
ヤナギ、イラクサ、ヒナギク 見捨てられた「愛」、「苦悩」、「無垢」。
パンジーは「愛の虚しさ」、首飾りにしているスミレは「誠実」「純潔」「夭折」、
ケシは「死」
バラは「若さと美貌」、忘れな草は「思い出」
。...。..。o○o。..。o○o。..。o○o。..。 Shakespeargarden

日本で愉しめるシェイクスピアガーデンもあります。

南房総のローズマリー公園、シェイクスピアカントリーパークで
当時の建物で雰囲気なども楽しめました。

喜劇はもちろん、歴史劇にも植物になぞらえて面白い言葉、深い言葉が散りばめられています。

  "If reaons were as plentiful as blackberries"
[ヘンリー四世 第一部] フォールスタッフ

またゆっくり読み始めてみようと思うこの頃。

今日の余談・・・ 

「あ、ちょっとクラシック。」という気分にポチビットコンサート。「のだめカンタービレ」をおいてみました。15秒くらいのさわりだけですが一瞬のその気に♪

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日々のこと」カテゴリの記事

Comments

去年 AEAJの勉強会に名古屋まで出かけました。
日本のポプリ界の草分け 熊井明子さんのお話しを聞きたかったのです。
その熊井明子さんのライフワークが「シェークスピアの香り」だそうです。
私が昔々 シェークスピアを読んだ頃は、ストーリーを追うのに精一杯で、散りばめられた花々のことなど ほとんど記憶にないのですが(^-^;
今読めば、全く違った印象を受けるのでしょうね♪

> 1906年ウォルター・クレインにより
> シェイクスピアの庭の妖精たちが描かれた絵本。
表紙絵のなんという たおやかさ!

Posted by: 吉岡 | Jun 19, 2007 at 10:09 AM

今朝、のだめ~を聴いてから外出しました。
いつもの朝より優雅なムード♪ ありがとうございました。

ロンドンのオフィーリアだけ、直にみたことがあります。
緻密に描かれ、オフィーリア自身はリアルなのに、対象的に儚くて、非現実的な雰囲気が印象的でした。

そろそろ海外に行って、美術館巡りをしたいなぁ。(今年は無理だけれど)

Posted by: Kaori | Jun 19, 2007 at 04:18 PM

吉岡さん、う~む。
どこまでも馳せ参じる、求める気持ちが重要だなあと感じました。熊井さんのお話をいろんなところで目に触れても、植物と物語の素敵なエッセイに楽しませてもらっていますが、吉岡さんの姿勢にはいつも、刺激されます。
ほんとに、
いくつになっても新鮮な発見があるので、非常に面白いので楽しみです。

Posted by: Robin | Jun 20, 2007 at 03:20 PM

☆kaoriさん、さっそく「のだめ」聞いてくれてありがとうございます!
雰囲気が違っちゃうかなあと思いながら、
のだめは好きでしたし、このごろアニメとかゲームとか質が高いので、ちょっとならとおいてみちゃいました。
いけますよね。♪

うん、美術館巡りで世界をまわるのいいですね。

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Posted by: ブログ登録サイトのお知らせです | Jun 24, 2007 at 07:40 AM

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Posted by: Robin | Jun 24, 2007 at 10:11 PM

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