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Sep 23, 2007

香焚き染める庭にて

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お墓参りの日。

彼岸花が満開でした。

子供の頃には、おどろおどろしたイメージにとらわれ、
見かけることさへ怖かったくらいでした。
名前も言い伝えも、ちょっと怖いのです。

赤が彩を添える様はとてもきれい。

とはいえ、怖い名前ばかりがついているのは
強い毒性を後世に伝える為でしょうか。
民間療法での使用は危険だそうです。
やっぱりネーミングには意味があります。

グラリオサっぽい赤。
摘み取って、大胆なアレンジを試みてみたい衝動はなくもないですが、
ちょっと侵したくない領域のような気もしたり。

大人になってからは、「曼珠沙華」と呼ぶことにしています。
マンジュシャカと読みます。天上界に咲く有り難いという華も
お彼岸にだけこの世に現れる奇跡に出会えたような気分は、
先入観を払拭し、美しさを堪能するため。

この妖しくも艶やかな美しさの秘密の1つは、
たぶん、
何もなかったその地表から、
スっとまっすぐ伸びて、一輪ぱあっと咲くところに、
葉っぱが1枚も見当たらないこと。

。.:*・゚☆.。.:*・゚☆☆.

普段は閑かなお寺の森や庭。

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この時期はお花やお線香を両手で大事そうにかかえる小さな子供たちから
久々顔を合わせる兄弟や親子。
たくさんの家族で賑わっている様子は、
またなごむものですね。

夏の間裂いた蓮の花もほら、
最後までアートだわあ。

台座はこんなふうに熟していくのですねー。
正直、ちょっと不気味でもあり。

蓮の実は生薬。
でも、月餅の蓮の実餡のことばかり思い出されておりました。

そして、
そんな間も、あたりはお線香の香りと、
落ちたばかりの鎮守の森の木の実の青い匂いと
しっとりした苔の香りに満たされて。

今日はお彼岸の中日。

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日々のこと」カテゴリの記事

Comments

曼珠沙華存在感がすごいですよね。
毒があるなんて初めてしりました。
おっしゃるとおりお花のアレンジに使ったら
個性的で素敵ですよね。
蓮の種、グロテスクで怖い!
すごいアートですね。

Posted by: tomomi | Sep 25, 2007 at 09:27 AM

よく咲いていますね。真っ赤で情熱的です。
これが咲くと、秋だなって思います。
もう秋です。

彼岸花が咲き乱れるところがあります。
一度行ってみたいです。

Posted by: takako | Sep 25, 2007 at 06:28 PM

☆tomomiさん、曼珠沙華は真っ赤で凛としていてきれいなのに、忌み嫌うのがもったいなくて真相をあばきたくなりました。
 そしてシャッターを押せる昨今です♪
反対に蓮はどうしてそんなにありがたがられるのか。ギャップのかもし出す美とでもいうのでしょうか。

Posted by: Robin | Sep 25, 2007 at 11:31 PM

☆takakoさん、確か埼玉に群生地があったように思いました。
真っ赤ですから、圧巻でしょうねー。
本当にこの花をみかけて、お彼岸を思い出すくらいです。

Posted by: Robin | Sep 25, 2007 at 11:33 PM

>お彼岸にだけこの世に現れる奇跡に出会えたような気分

ミステリアスですね。怪しい美しさ!素敵。
この歳だから分かるのかもしれないです。。
ほんと、見とれちゃう。。

蓮の実は。。ダメだ。。気持ち悪い。。
沢山の突起とか、ダメなので…ホント怖い。
人間の感覚をビジュアル化しているようで、植物って凄い!と改めて思いました。

↓そうですね。男の子は無いわけだ。。うーん、複雑ですね~。

Posted by: naomi | Sep 26, 2007 at 11:46 AM

子供の頃は、彼岸花と呼び
そのうち、マンジュシャゲという名を知り
やがて、山口百恵さんの歌で
マンジュシャカと呼ばれているのを聞きました。
子供の頃は、珍しくも無く見かけた雑草のはずが
最近は、野に咲いているのを見かけなくなりました。
大人になるほど、心惹かれる美しさです。
本当に奇跡のような♪

Posted by: 吉岡 | Sep 26, 2007 at 05:06 PM

チョッピリ非現実的な佇まいをみせる花・・・。
鮮やか過ぎるアカ色が、空恐ろしく感じた子供時代でした。
やっぱり毒があるんですね。
教えてくれているなんて、偉いなぁ。


Posted by: Kaori | Sep 26, 2007 at 06:15 PM

☆naomiさん、すっごく気味悪く撮れました。
自分でぞっとしました。
花の真中の台の、あの中でどのようなシステムで受粉が行われるのか、気になります。この後、どーっと下をむいて、穴がさらに広がり、下の水の中に種は落ちるのですが、すぐ沈まないのですね。少しでも遠くに流されるつもりなのでしょう。

-----男の子は父親の匂いよりも、「親父」の存在自体、壁。とか。

Posted by: Robin | Sep 26, 2007 at 08:07 PM

☆吉岡さん、土手とかに点在して、赤く飾ってましたよね。で、夕日がやけに哀しかったり。
印象的な光景が脳裏にあるのは幸せだと思えるこの頃。
山口百恵がこれを唄った時、どういうわけか秘密を公開されてしまったような悔しさに似たものがありました。なんでだろう。
 妖しげな花の美しさを、子供なりに密かに独り占めしていたつもりだったでしょうか。
・・・・ヘンな子。

Posted by: Robin | Sep 26, 2007 at 08:12 PM

☆kaoriさん、秋の赤は茜という思い込みの中に、この灼熱的な赤は異質。
葉っぱがなく、夏の間も予告なく。
だから、いつも突然目にするのですが、いつしかそれさへも気にならなくなっておりました。

「毒」ってことは
「薬!?」
当然その流れになるのですが、ハーブのようなわけにはいかないですね。

Posted by: Robin | Sep 26, 2007 at 08:30 PM

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