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Sep 07, 2007

slow aroma

夏の間、涼を求めて、
あるいは、亜熱帯な
暑さを堪能できないかと
いくつかの香りを創ってみた。

早朝のShowerの後の爽快な余韻をひきのばす colon や、
蒸し暑い夜にそっと開く月下美人のような、

艶やかなperfumeを真似ようとしてみたり。  

*~**~**~**~**~**~**~**~**~**~**~**~*

Dsc00608

最高気温の記録更新、
毎日報道していたわりに、

いつもよりばてなかったなという印象。

ついに台風が上陸していった。
この時期の台風が過ぎると、翌朝の晴れ上がりが爽快である。

「野分け」という表現がいつも、頭にポンと浮かぶ。
本当に、夏のいろんなものを、
冷めやらぬ興奮も
残っているだるさも、散らかった思い出も、
こもった熱も
吹き飛ばして、荒れ野を吹きすぎていく印象。
去ったあとには希望が芽生えるだけの場が拡がる。

関東に向かう台風は
上陸せずにそれることが多かった。
今回も上がれないかも、なんて
にわか予報者となる人々から小耳に挟んだ話。
すさまじい音に用心しながら、
内心期待していたけど(どっち?)、
朝天気図を見ると、東京の玄関口をちょっとずれて
上がりこんだらしい。

 なんでも東京は空気が汚れすぎていて、上がってこられないとか。
汚れすぎた重い空気が、台風から守っているという、
・・・・嬉しいやら、哀しいやら、興味深い理屈だ。

科学的にどうなのか、紐解いてみようか。
本当だったら、
すごい所に生息している都会人の強靭さ(狂人?)は
頼もしい限りかも。

*~**~**~**~**~**~**~**~*

Dsc00606

9月になって、
夏の為の香りだったはずの1つが、
とてもまろやかに溶け合っていると感じた。

変化は、熟成。

slow aroma に、また惹き込まれる。

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Comments

赤とんぼですね♪足が長い!

夏のための香りが、一緒に時間を経て
いい感じのなっているんですね。
香りって奥深いです。
台風がこない理由はじめてお聞きしました。
嬉しいのか困ったことなのか複雑です。


Posted by: tomomi | Sep 07, 2007 at 06:54 PM

台風が来ると、空気が澄み切ったように思います。
都会の汚れた空気も、なくなったでしょうか。

香りにも熟成が必要ですね。
お酒とかワインと一緒です。

Posted by: takako | Sep 08, 2007 at 06:43 AM

Robinさん こんばんは。
  
台風一過、お庭の草木は大丈夫でしたか?
  
野分・・・日本語は美しいですね。
日本人として生まれたことを誇りに思います。
同じ意味の洋の言葉に比べ、余韻がありますね・・・

Robinさんのお話で、
野分の翌朝の六条院の御殿のお庭がふと浮かびました。

Posted by: yumi | Sep 08, 2007 at 09:20 PM

☆tomomiさん、ほんとトンボの足長いですね。この前足日本で害虫をかじっている様子を見ると頼もしいのですが、凄まじいです。
 台風が東京湾から上がってこない理由。
確認しておりませんが面白いので載せました。語られている方を信じて(笑)
香りは、もっと作っておけばよかったと思いました。

Posted by: Robin | Sep 09, 2007 at 12:11 AM

☆takakoさん、今日などは富士山がきれいに見えたと思います!そのこと今思い出しました!
高い建物さへなければ東京は富士を望む広重の世界。

香りの熟成。お酒もワインも
・・・・人間も!!ですね。♪
重なる年が深みを増すと信じます。

Posted by: Robin | Sep 09, 2007 at 12:15 AM

☆yumiさん、庭の草木がしっかり立っているといじらしく思えます。
野分は千切り画のイメージもあります。

荒れた庭からもいろんな発見や話題や
はたまた出会いまでが生まれたりして、
やっぱり野分の朝は、悲惨ですがリセットも意味するような。ちょっと脳天気でしょうか。

---物語全編をゆっくりと味わい、
香りや色など、存分に堪能する日を持ちたいと思っています。

Posted by: Robin | Sep 09, 2007 at 12:24 AM

源氏物語の「野分」は、想像するととても美しく印象的な場面で・・・そのことを思い出していました。
今回の台風で野分を思い出されたRobinさんのお言葉に感謝です♪

台風一過の後の東京の空気は良いですね!気持ちいい。

Posted by: Kaori | Sep 10, 2007 at 08:22 AM

☆kaoriさん、ほんとに、この時代の女性の感性と知性の素晴らしさ。
私にはこの情緒を理解して楽しむのはきっともうちょっと後だわ♪って。思ったりもするのですよ。
源氏の素行を見ていると、
「どんだけー!」

野分・・・
タイフーンでもハリケーンでもない。
日本の風。
刈り取り寸前に見舞われた田んぼ。
野分の朝は、見たこともない大きな何かここを渡って行ったんだ。子供の頃はそんな想像も楽しかったです。

Posted by: Robin | Sep 10, 2007 at 10:49 PM

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