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Jan 30, 2008

地球から湧く水・・・

Yusui_2 

とうとうと湧く清水。
ぴゅあ・・といったら、
思い描くものでもある。

夏は冷たくて気持ち良い水の湧く場所に、初めて冬訪れた。
つい、頭が痛くなるほどの痛みをイメージしてしまったのだけど、
温かいと錯覚するほど、冬の湧き水が冷たくないことに、今更感動してしまった。

年間を通じて地下水の温度は変わらないのだった。
だから、冷たい季節には温かく感じる。体感って面白い。

土の中で冬をこす生き物達。水の中でじっとしてる生き物たち。
さぞかし寒かろうとおもいきや。
凍えているのは、陽のあたらない場所と北風の通り道だけなのかも。

このお水を少しいただいて、お茶を沸かす。
いや、根菜を炊いて熱いスープにしようか。

もうすぐ立春。
どんなに寒くても、土のすぐ上で開花するクロッカスが春の近さを教えてくれる。

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Jan 20, 2008

リップスティック

Kif_3815 ストイックでなく、マニアックでもなく、
自然体でなどと小生意気なこと思いつつ、
香りに触れている時には知らず肩が上がり、
つい期待感にあふれてしまう。

コスメティックに感して、特にリップスティックは、
多くの女性たちにとって別格に違いない。

口紅をつけているとき、
女性ホルモンは最も分泌されているそうだ。
美を醸し出すのに、内側から輝かせるもの。
これに勝るものがあるだろうか。

着飾ったわけでもなく、メイクがかわったわけでもなく、
目鼻だちの何が変わったわけでもない。
それなのに明らかに輝いて見えたり。

歌舞伎で娘役と年増女を演じるとき、
娘は頭のてっぺんを人に見えるほどにかしげ、
年増女は胸を張って肩を少し後ろに落とすのだそうだ。

何気ないいでたちで、年齢を感じさせることが出来ることに改めて驚かされる。

幾年月の間に女は何を失くし、何を得て、何を捨ててくるのだろう。
男の目からはそんなふうに見えているのだろう。

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Jan 11, 2008

初春のお茶をいただきながら。

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こんこんと湧くお湯の音は、
松林をかけぬける風の音に喩えられます。

炭にくべた練り香の香りたつころ、
趣向を凝らされた亭主の
心にくい香の演出にすっかり和まされ茶碗に注がれる湯の音、
茶せんの回転が茶に空気を入り混ぜるような
小気味のいいリズムに耳をすまし。

年の瀬に新しく張り替えられた障子紙の凛とした白さは、
冬の弱い陽射しまろやかなな明るさを加え
時折揺れる小枝の影が、
まるで絵のようだなあと見つめていました。

そして初春を寿ぐ甘いはなびらをひとひら手にのせ
味わいます。

うっすら好けそうですけない桜色がかった
やわらかなぎゅうひのお餅は
新年だけの楽しみ♪
ほんのり甘く塩のきいた白味噌餡と
柔らかく煮たごぼうの土の香はなんともいえないハーモニー。

まだ北風が冷たいというのに、
春の兆しを予感させてくれるお菓子。

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Jan 06, 2008

東京タワー

20080101130649煙と私は高いところが好きです。

お正月の東京はとっても良いお天気が続きました。
お正月の東京は車も少なくて、空気がきれい。
いろいろなものが一望できると、
どこからでも富士山が見えた頃は、江戸の町も楽しかったろうな、と、とんでもなく昔まで思いを馳せてしまったり。

・・と、おや、
なにやら今まで気にとめなかった東京タワーが、やけにきれいに見えました。

自分の感性まで空のようにピュアになったかと錯覚して
思わずパチリ。

昨年「お色直し」したのだそうです。
ビルのグレイの中に鮮やかに赤く浮かびあがって、象徴的でした。

    東京タワー

最後に昇ったのはいつだろう・・・・。

一世風靡したこの名前の小説。実はまだ読んでいません。

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Jan 01, 2008

幸運をもたらすにほひ

Nihohi 幸運をもたらすにほひ。

そういうものがあるように思います。

最後に香りとまとって出かけたときと
忘れたときは、
何かが違います。

安心でしょうか。

自信でしょうか。

・・・それとも予感。兆し。

いつも香りとともにあれば、
良いときの香りが、その記憶を呼び覚まし、細胞の端々、隅々へと
ポジティブな振動を波及させ、
思考を成功へと導いてくれるのかもしれません。
あるいは、時を越えて。

幸運をもたらす香りは、
悠久の時を生きてきた自分がもたらす香り・・・・。

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