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May 01, 2008

骨が軽石状態のカルシウム不足

Chamomile
こういう症状は骨がスカスカになり、まるで軽石のようになっているために
起こる。
「おっとっと・・」
とつまずいた拍子にも潰れる。
「さて!」などと立ち上がった瞬間にもつぶれる。

おばあちゃんが小さくなるのは
骨をつくるより壊す方が多くなっていくため。
それは密度も粗くなっている。

 プチ骨折を続けながら少しずつ腰が曲がり、少しずつ潰れて小さくなっていく。

激しく湾曲した背骨に内臓を圧迫され、
実際片方の肺がほとんど機能できなくなり呼吸器が必用になったとか、
胃まで押しつぶされて食べることがままならなくなってしまった親御さんの話とか。

曲がってしまった背中にギブスやコルセットは出来ない。

折れた!という実感があるまで
骨粗鬆症はわからないという。

*~**~*~骨も代謝している。

皮膚も血液も
常に新しいものと古いものを入れ替えている。

20歳くらいまでは「骨芽細胞」が骨を形成し、破骨細胞によって古い骨を破壊しながら、
絶妙のバランスで骨量は増え続け、身体を作っていく。

成長だ。

それから今度、
40歳くらいまではゆっくりと減りつづけ、男性はそのままだが、
女性は閉経によってガクンと減少する。

女性の身体とは、つくづくエストロゲンによって支えられているんだな。
10年間で15%くらい減ってしまうとのこと。

齢をとって、胃腸、腎臓、肝臓といった内臓器官の機能低下も加わり
消化吸収が衰える中、骨の形成に必用なビタミンD等も減少。
さらに女性の身体を支えてきたエストロゲンの欠乏は
骨芽細胞の生成を促進し、破骨細胞を抑制してきた機能をほとんど失うこととなり、
骨の破壊は促進されていく。

 老化と閉経。

決して悪いこととは思わないけれど、
寝たきりの原因の上位を占める骨粗鬆症はこの二つが大きな原因となっているという。
そして男性より女性の患者が圧倒的に多い。

また、カルシウムのほとんどは骨になるが、それは貯蓄のようなものでもある。
心臓や脳、神経系の伝達、たんぱく質の消化や糖の代謝にもカルシウムが重要であるため、血中カルシウム濃度はしっかり管理されている。
欠乏すれば身体は容赦なく骨や歯からもっていく。
それは副甲状腺の仕事。
甲状腺、副甲状腺の機能低下をするとそのバランスシステムが狂いたいへんなことになってしまう。

カルシウム不足が続き、副甲状腺ホルモンが放出され続けると、
骨密度は減りスカスカになり骨や歯が脆くなってしまう。

これが骨粗鬆症。

身体は自分の命を守るため、自分の体を削っているのだということを思い知らされる。
それは、体内に命を育む場合も同じだ。

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Comments

見えない部分の老化というものは、
なにか顕著な形として症状が出て初めて
「あっ」と気づかされるということが多いですね。

以前にドラッグストアーで簡単な骨密度の
検査を友達としてもらったことがあります。
その時の私の骨の年齢は55歳でした。
(実年齢は55歳まではまだしばらくあります(笑))
友達に関しては80歳!
そこまでいくとこの検査の結果はあまり正確ではないような
気がしましたが、それにしても女性の骨年齢というのは
思っている以上に高いのかもしれません。

今のうちから気をつけれることは気をつけないと・・
とこの記事を読んで思いました。
Robinさん、どうもありがとう。

Posted by: Kayko | May 01, 2008 at 11:44 PM

お久しぶりです。以前アロマ講習を受けるか相談した事があるかおりです。今度の11日に1級の検定を受けます。しかしアロマは奥が深く心理学や看護学、歴史までにも及びますよね。今は仕事や子供会の役員の仕事で忙しいのですがこんな時期だからこそアロマですかね。毎日を丁寧にいきていきたいと思います。

Posted by: | May 02, 2008 at 06:46 AM

☆Kaykoさん、そうそう。「あ」という感じ。体はその間もずっとメッセージを出しているのに気づかないか、
気づかないフリしちゃっていますね。
若さも美しさも中身で勝負☆シャキっとした骨。とか。
年取っても寝てられません。
素敵なこと楽しいことまだまだいっぱいなのですから。

Posted by: Robin | May 02, 2008 at 03:46 PM

☆かおりさん、あれからどうされたかなあと思っておりました。チャレンジされるのですね。がんばってくださいね。punchannoy
 役員のお仕事は、たいへんですよね。
そんなときこそ香りの威力、実感できます。香りで世界が拡がるようです。果てしなく・・・


Posted by: Robin | May 02, 2008 at 03:53 PM

私の病棟はそんな方がたっくさんいらっしゃいます。
本当にそれだけで、人生が終ったような気分になります。
寝たきりですから。
今からでも、運動を少ししましょう。

Posted by: takako | May 02, 2008 at 09:12 PM

あ~、とってもわかりやすくて納得です。
こんな風にRobinさんに語られるからだの仕組み、
我がスクールの講師にお招きしたいって思っちゃいます。

はたと考えます。
骨粗鬆症、これも現代病、生活習慣病の結果ではないかと。
女性なら、誰にも危険性はあっても、
それが本来の姿かどうかは別問題のような気が。
かくいう私も人ごとではないのだけど。

Posted by: mana | May 04, 2008 at 08:56 PM

☆takakoさん、入院を必用とする方、たくさんいらっしゃるんですね。やはり。
骨が折れるって、若くても腕一本滅入りますのに。
まして年老いて、いきなり背骨は酷です。
それだけで人生の終わりをただただやり過ごす日々なんて。

 あらためて、 日常のありがたさを感じずにいられません。

Posted by: Robin | May 07, 2008 at 10:47 PM

 ☆manaさん、
manaさんの身体の解説にワクワクさせられておりますだけに、
とっても嬉しい一言。今日も一日よい日shineになりました。ありがとうございます。heart04ほんと。

おばあちゃんはか弱いです。でもこうもあっさり骨が折れる人は今ほどではなかったのでは。
長寿になった証拠であるともいえましょうけど、
他に、変わり果てた食生活、超便利な現代生活の普及。否めないと思います。現にそこから手をつけてみたりしました。
在る意味戦い。。。

Posted by: Robin | May 07, 2008 at 10:52 PM

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