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Feb 19, 2010

タイムトラベルアロマ

アロマセラピーといえばラベンダー。Title

ラベンダーといえばアロマセラピーといってもいいくらい、万能なほどの効能が並ぶ。
何しろ、最初に作ったラベンダーとティートリーのバームには「万能軟膏」とネーミングされていたくらい。

やさしい植物の香りに加えて、実質的にも
火傷や虫さされ、手荒れ等に威力を発揮した万能軟膏は、
期待していなかった手作りイメージを一新、
その信頼度はメンソレータムをしのぐ勢いだった。

強心、強脾、沈静、鎮痛、血圧降下、解毒、
細胞成長促進、消炎、消毒、胆汁分泌促進、鎮痙、
デオドラント、瘢痕形成、癒傷、etc........

漢字二文字で簡潔にしてしまうとあっさりしているけれど、
言葉にすればもっともっとありがたみが沸いてくるはず。

これだけ癒されれば万能だろう。
なんといっても、香りがよくて優しい。(そこがたよりなくて濃度を上げては逆効果)

ラベンダーは、締まったものを緩める方に作用する。
生育の場所、地域、色、精油を採取する部位にからもそれがよくわかる。

ほんのちょっと前までは、日本人にとってなじみの薄い香りだったけれど、
火傷のときに絶大な効果を発揮することを、今ではほとんどの人が体験し、感動し、
多くの人がラベンダーによってアロマセラピーに誘われたことだと思う。

ところで、私は昔ラベンダーの効能として「時間旅行」を、半ば本気で期待していた。

かつてタイムトラベラーというドラマの中で、ラベンダーの香りは現在と未来と過去を行き来するツールとして画かれていた。

後に「時を駆ける少女」というタイトルになったので、
それはひょっとしてラベンダーの特殊な作用ではなく、
ある特定の少女の特殊能力の話というイメージが、私にとって魅力を半減させてしまった。思いこみの激しさにあきれるけれど。

香りは確かに、過去への旅を可能にする。

嗅覚と脳の記憶を司る部分との密接な関係によるためである。Kyukaku

そして匂いによって掘り起こされた記憶は、
「思い出す」というよりも、
「その時」まで旅 したという表現の方がぴったりくるほどリアルな場合が多い。

ただ、それが「植物の良い香り」に限らない時も多々ある。
ワックスや灯油の匂いで思い出すスキー三昧の日。
洗剤と母親の後姿。整髪剤と父。ココナッツワックスの匂いと海。

逆に、香りが連れてくるものがある。
祖母の使っていた香りだ。
あれは、今でも祖母がそばにいるような気にさせられる。
いつでも祖母に会えるツールとして、他のものと関連付けたくないがゆえに
あまり嗅ぎたくないと思っている。

雑多な合成の匂いに満ちている昨今、成長する匂いの記憶のことを
ちょっと気にした方が良いかもしれない。

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Comments

こんにちは。
遊びにやってきましたー。
匂いって記憶と直結していますよね。
その昔、遠距離恋愛の末
別れた彼のつけていた香水に
街中で出会って
当時のことを
あまりにもリアルに
思い出しドキッとしたことがあります。

Posted by: satoko.t | Feb 19, 2010 at 09:52 AM

☆satokoさん、ようこそです。
ほんと、匂いって気付かないうちに記憶に浸透しているものですね。
回想だけじゃなくて、3D的。
キューンという感じまでリアルです。
逆手にとって、想い出と匂いはセットになるようにしようなんて姑息なこと思うのですけど、そういうものでもないみたい。
やっぱりsatokoさん!ってコメントが
嬉しかったです。

Posted by: Robin | Feb 19, 2010 at 10:19 PM

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