« May 2010 | Main | July 2010 »

Jun 23, 2010

Lavender

Lavender_2 

今年も、やっとラベンダーが届きました。
天候のせいでしょうか、いつもよりちょっと遅いのかなあ、と
ついつい心配。

何しろ、いつのまにか6月にはフレッシュラベンダーを心待ちにするようになっているので、届いた時には幸せ感です。

自宅で採れたらと思い植えてみましたが、これほど青く香しくはいきません。

この花束を置いておくと、窓からカーテンをくぐって抜ける風が
ラベンダーをまとって通り過ぎてゆくのです。

ただそれだけですが、この季節ならではの贅沢。

といってもいいかもしれません。

Continue reading "Lavender"

| | Comments (4)

Jun 22, 2010

「すべてのものに感謝して」 口蹄疫~医食農同源の見地 

まずは、以下転載です。

「大東あい」という、福井から全国をマクロビオティック行脚されている方のブログから転載させていただきました。

「パトリシオ」とはマクロビオティック料理人、
「波多野 毅」は九州阿蘇小国でTAO塾主催されている方です。

いずれの方もマクロビオティックでは有名なお二人。

******************************
パトリシオ~口蹄疫~「医食農同源の見地」

九州阿蘇小国TAO塾の波多野毅です。

先週末は、鹿児島そして広島と連続講演させてもらった。
広島では、アメリカKushi Institute時代の同期パトリシオとのコラボ、かつて17年前に「いつかマクロビオティックで世の中変えよう!」と般若湯の杯で乾杯した日を懐かしく嬉しく思い回した。

しかしながら、鹿児島から九州北上するドライブ中、何度か口蹄疫のための車のタイヤの消毒を余儀なくされた。マスコミは、被害総額○○億円などといった話題ばかりを流しているが、問題の本質をこそ見つめたい。

ここに、少し長いが、私の親友の鎌田陽司(NPO懐かしい未来代表)が主宰しているMLで紹介された「詩」を紹介したい!

ーーーーーーー

                   「ぼくはうし」

そっぺ

ぼくは牛です

普段はしゃべることはできないんだけど、今日は特別に人間語を話せる魔法をかけてもらったんだ。

今ね、日本の宮崎県っていうところで口蹄疫という病気が流行ってるよね。

ぼくら牛とか友達の豚とかヤギとかキリンとかシカとか…
足の爪が偶数に割れてる動物の間で感染する病気なんだ。

自然界に生きる僕らの仲間が感染してもさ、大病にはならないんだけど家畜として飼育されてるとさ、なんせ人口密度?家畜数密度?が濃いからさあ、すぐにドバーっと感染しちゃって…

症状は口とか足とかが水ぶくれになって、食欲が落ちるから体重が減るんだよね。

そしたら人間にとっては肉質が悪くなるとかで価値が下がるみたいで、そうなると育てる意味がなくなるみたい。

そして感染速度の速い病気だから、もう、殺すしかないんだって。

一緒に住んでる仲間の1人でも感染してたら、全員殺されるんだって。

もしも人間界でさあ

クラスに1人でもインフルエンザに感染したら、その学校の生徒全員殺します。

社内で1人でもインフルエンザに感染したら、その会社の社員全員殺します。

町内で1人でも感染者が出たら、その町の住人全員殺します。

って決まりができたらどうだい?

ぼくらはそんな決まりの中で生きて、殺されていくんだ。

もっとも、その理由で殺されなくったって、ゆくゆくはもっと恐ろしい目に遭うんだけどさ。

ぼくらを育ててくれてる農家さんは泣くんだよ

ごめんな
ちゃんと育て切らないうちに殺してしまうことになって

ごめんな
怖い思いをさせて

ごめんな
元気なおまえまで巻き添え食わせて

ごめんな
って、涙を流して泣くんだよ。

その光景は、きっと日本中の多くの人に、ぼくらのことをかわいそうだと思ってもらえたと思う。

ぼくらはさ、どの段階が人間の言う、ちゃんと育ち切った状態なのか知らないけどさ

やっと一人前になったかなって思った頃に

突然トラックがやってきて、育ててくれた人に手を振って見送られて

知らないとこだけど、恐ろしくて怖いってことは感じ取れる場所へ連れて行かれて

怖くて足がすくんでると、電気棒でお尻を叩かれて前へ進まされて

額に電気ショックを当てられて気絶して

目が覚めたら、足の1本をヒモで縛られて逆さ吊りになってて

なんだよ
やめてくれよ
ってもがいてもとれなくて

のどをズバッと切り裂かれて

血がどくどくと流れ出して

ぐるじい、、
だずげで… 
と訴えてるのに

足とか腕をどんどん切り落とされて、体がバラバラになっていって

意識はいつまでも残っていて…

こんな一大事なのに誰も助けてくれないし

育ててくれた人は、もう知らん顔だし

日本中の誰もが知らん顔

みなさんにお初にお目にかかるのは

スーパーのパックの中

ちなみに、どんなにバラバラにされても

意識はちゃんと残ってるんだよ

だれがどんな風にぼくらを飲み込んだのか、見届けてるんだ

胃袋の中に入って、消化されたって

意識は残っているんだよ

まあそれは今はいいけれど

ともかく、そんな切ない最期よりも

育ててくれた人が涙する目の前で、血を出さずに殺されて、運がよければ焼いてもらえ、その手間がかけられない場合でも、ちゃんと埋葬してもらえる、手も足もくっついたまま埋葬されて、手を合わせてもらえるんだ。

日本中の人からも、かわいそうね、って思ってもらえる。

この病気で死ぬ方が、ぼくらにとっては穏やかな気持ちで成仏できるんだ。

今回のできごとはさ

世界中にいるぼくらの仲間で話し合って、決めたことなんだよ。

この方法しかなかったんだ。

ぼくらの気持ちを伝える方法は、これしかもう思いつかなかったんだ。

どんなにたくさんの人間たちに迷惑がかかろうとも、もうぼくらにはこれしかなかったんだ。

ただ、わかってもらいたい一心だったんだ。

日頃、ぼくらがどんなに悲しい思いをしているのか、ってことを…

だからおねがい

被害額がいくらだとか

損失がどうだとか

保障がどうだとか

畜産業がどうなるとか

他の業界への影響がどうだとか

責任は誰にあるのかとか

その心配をしながらでもいいです。

どうか問題の本質に目を向けてください。

いくら保障をしても

畜産農家を支援しても

地域を支援しても

募金をしても

問題の本質から目を逸らさないでください。

人間という生物は、本当に栄養学的にぼくらを日常的に食べないと生きていけないのか。

ぼくらに対するこのような残虐行為が

人間どうしの争いに影響を及ぼしていることはないのか

ぼくらを食べるために飼育することは

地球の環境にとって最善なのか

地球上では全ての人に行き渡る充分な量の穀物があるのに

ぼくたちを養うためにそれが行き渡っていない

ということはないのか

ぼくらをこんな風に扱うことによって

人間としての魂の成長は得られるのか …

援助や募金をするのなら、畜産農家さんたちが別の職業につけるように、どうか支援してください。

屠殺業者さんが別の職業につけるように、支援してください。

精肉業者さんが別の職業につけるように、支援してください。

ぼくらが家畜制度から解放されるように、環境を整えてください。

ぼくらを食物として扱わない

新しい文明をつくる努力をしてください。

ぼくにしゃべれる魔法をかけてくれてありがとう。

ぼくらの気持ちをブログや日記、ツイッターなどで伝えてくれている多くのみなさん、ありがとうございます。

つたないぼくの話よりも、もっと詳しくわかる日記を紹介しておきますので

どうか読んで考えてみてください。

http://mixi.jp/view_diary.pl?full=1&id=1493900375&owner_id=7780041
空さん「口蹄疫と偽善者たち」

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1493731282&owner_id=9752956
ビンカさん「畜産農家の被害?【口蹄疫】

最後まで読んでくれて、どうもありがとうございました。

ぼくはうしです

そっぺ

追伸:
ひとつ言い忘れてたことがあったんだけど、というか、本当は言ってたんだけど取り消してたことがあるんだ

でも大切なことだから、やっぱり言うことにしたよ。

それはね

ぼくらは人間が大好きだってこと

ぼくらはね

人間が大好きなんだよ

人間のために働くことが大好き

重い物だって、力持ちだから平気だし

退屈な作業だって、飽きずにできる

一生懸命働いて人間の役に立って

喜んでもらって、かわいがってもらえると

すっごく嬉しいし、もっと役に立ちたいと思うんだ

ぼくらが、人間にできない仕事をやって

人間たちが、ぼくらのお世話をしてくれるなら

ぼくらは死んだあと人間たちに

食べてもらうことも喜びのうちなんだよ

ぼくらを、かわいがってくれる大好きな飼い主さんが

食べ物がなくて、お腹を空かしているならば

ぼくは、喜んでこの身を捧げるよ

ぼくらと人間は、そういう関係だったんだと思うんだ

大好きな人のためなら死ねる

人間のみなさんも、ぼくらもその気持ちは同じだよ

長くなっちゃったね

読んでくれてありがとう

また魔法をかけてもらって

お話できたらいいな

ありがとう

うしより

Continue reading "「すべてのものに感謝して」 口蹄疫~医食農同源の見地 "

| | Comments (2)

Jun 20, 2010

紫陽花

Ajisai_3 

シーボルトが愛妻の呼び名をつけてヨーロッパに紹介し、
交配を繰り返して華やかな西洋紫陽花となって日本に戻ってきたそうです。

楚楚とした日本の紫陽花こそは、鎌倉のお寺でよく見ることができますが、
それにしても、季節に咲く花を道端でみかけるだけで気持が華やぎます。

梅雨の晴れ間に出かけたら
その帰り道は早どんよりと降りそうな空模様。

言葉どおりに「移り気な」彩とりどりに咲く紫陽花に出会いました。

湿気が多く、気持はふさぎがちな[陰]のイメージのこの季節に、
咲く花の色が陰-Ying-の色,[]ということに気付き、納得。

紫陽花といいますと鎌倉のあじさい寺が思い出されますが、
千葉県の山の中に斜面一面に咲き乱れる場所があります。

そこまでたどりつく山中の道がまた、開けたあじさいの世界を幻想的な気分に盛り上げてくれることもあるのですが、
紫陽花のたくましい一面に、圧巻。

千葉県麻綿原高原はこれからが見ごろ。

| | Comments (4)

Jun 18, 2010

cheer up aroma 梅仕事再開

今年の梅は不作・・・

そう聞いたことを理由にして、
なぜか当初、今年はこの季節を何もせずやり過ごそうと思っておりました。

昨年は再開の気分を盛り上げ、
せっかく用意した梅を、結局自分で漬けることが出来ず、
ちょっぴり残念な気持ちを引きずっていたのです。

以前、続けていた梅仕事をやめてしまったことがありました。

ところがそうなると梅の威力を知る機会が増え、
消費量が増えて、需要気分が高まるという、
天邪鬼な現実がおこります。

買い求めようとすると、意外にも普通の「梅干し」ほど
手に入れにくいことを感じてしまいました。

さらに夏の青梅の香りや、味覚の体験が際立って思いだされるほど、
そのありがたさと大切さを知るということになりました。

梅干しのすっぱさと塩がなれて旨いとなるには「時間」というものが重要です。
また薬効としてもメキメキ発揮し始める三年以上たったものを
常に口に出来る状態にしておくには、毎年作っていなければならないこともよくわかりました。

ある梅干しを常備されている方のおうちの棚に、
100年前のラベルが貼られた壷から、
ずらりと並んでいるのを見たことがあります。

今、うちには何年か前につけて美味しくなっている最後の一瓶もわずか。
こうなると、ご飯のお供より健康でいて欲しい人にあげるために、
ずいぶん大事に食べるという状態になってしまい、大事にしすぎるのも
あまりよくない気がします。

おかしな法律か、おかしな認識のおかげで、
近頃の市販の梅干しは賞味期限 1年 と書いてあったりします。
書かなくてもいいとわかる梅干でも、規定で書かれているのは
ちょっと気の毒に感じることもあります。

賞味期限命!な誰かが賞味期限をみて、
「わ、去年のだー」なんて捨てる世代の増殖は憂いたとて、
おそらく増える一方なのことを危惧します。

世の中には、もしお医者さんや薬がすぐになくても
命を守ってくれる食材や知恵がたくさんあるということを、私もまだまだ知っておきたいですし、次世代に伝えておくことは大人の役目なのだろうとも思うのです。

海の塩にしっかりつけて、
土用の太陽にカっとあてたものこそ、梅干し!

と、思うとやっぱり漬けることにしました!

ああ、ここまで来るのに、まあ、ごちゃごちゃと迷ってしまったものです。


そして「迷い」というのは現象を起こすものということも目の当たりにしました。
せっかく調達した梅を、最初は梅干しにすることが出来ませんでした。
去年に続き今年もか、と思いかけるのは振り切って

とーーーっても反省できました。
梅というのは、強くて繊細なものです。

そして、おりしも天候不順で不作と思いきや、青梅ではウィルス発生でさらに激減だそうです。
今年漬けた梅が美味しくなる時期を、
食べながら待つにはと、および腰になっていた気持を奮いおこし梅仕事再開です!

Continue reading "cheer up aroma 梅仕事再開"

| | Comments (8)

Jun 07, 2010

ボーダレスin 鎌倉

Jomeiji

ちょっと生意気な言い方を許していただけるなら、
鎌倉散策の楽しみは、神社仏閣の他に、
一度にたくさんの建築や庭園を観られることにあると思うのです。

神社仏閣のそれだけでなく、
普通のお宅でも、あるいは邸宅やお屋敷。
その庭先や玄関さきの植栽、あるいは突如出現した廃屋の門でさへ趣深く、
また河川、橋、路地から、今に残る昭和駄菓子やさんの風情に改めて感激したり。

時間軸を行きつ戻りつしながら、点在する隠れ家カフェに胸躍らせたり。

そして、ここは見つけるというにはあまりに有名ですが、
わかっていてもこんなお寺の奥に、まったくの異文化がもう一つ存在するというのが、
また鎌倉らしくもあり、日本の懐の深さを感じたりです。

Continue reading "ボーダレスin 鎌倉"

| | Comments (6)

Jun 03, 2010

すいかずら

  「すいかづら」が満開ですよ。
その声を聞いて、心がはずみ、その木の元にかけよりました。

すいかずらは「忍冬」とも書きます。この響きがずっと胸の奥で、少し特別でした。

「トリスタンとイゾルデ」を思い出すからでしょうか。
学生の頃読んで、活字であれほどまでに感動が湧き上がるものかと思ったものです。
自らの想像力の中とはいえ、
読後はスタンディングオベーション。

あるいは「すいかづらの花のように」というタイトルのせいでしょうか。
多くの物語や詩や唄を産み出してきた木のようです。
他の蔦とは違って、愛らしい花と香りが様々な切ない思いを代弁するかのよう。

すいかづらは、ギリシャ、ローマから忍冬唐草としてシルクロードを渡ってくるほど
古来より人々に愛されてきた花なのです。NindonouNintohkannon

また。花は漢方薬としても利用されるそうです。

その芳しさはジャスミンのようで、
ジャスミンより少し甘く、いい香りです。

紅いすいかずらはハニーサックルという名前で知っていました。
甘い蜜が取れるのでこの名前ということです。

すいかずらは二つずつ一緒に咲きながら、
白から黄色に変変化するので
金と銀の花が咲いているように見えるところから、金銀花とも呼ばれます。

「結婚したころ主人がこの花でよくお茶を作ってくれたんです。」

そういいながら今もとっても幸せそうな彼女と011
お茶にするために若い白い花とつぼみを摘んでいました。

彼女は知っていたでしょうか、すいかづらにまつわるこんな詩。

Continue reading "すいかずら"

| | Comments (2)

Jun 02, 2010

どくだみ

セントジョンズワートにその名があるように、
この季節は摘み取りのピークにあるものがたくさん。

ただでさへ癒される緑でありながら、その1つ1つの「薬効」など知った上で
目にすると、野山がいっぺんにこれまでにも増して光輝きだすという、
なんとも勝手な道理ではあります。

ちょっと気を抜く間にはびこるので、いまいましくさへ思ったドクダミも例外ではありません。

今では、花満開の時期を待ってしまったりです。

003 dokudami

| | Comments (0)

« May 2010 | Main | July 2010 »