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Jul 30, 2010

発酵 くらむぼん

池に落ちてきたやまなしを追いかけて、
お父さんカニはこどもたちに教えます 。

「待て待て、もう二日ばかり待つとね、こいつは下へ沈んで来る、
それからひとりでにおいしいお酒ができるから、
さあ、もう帰って寝よう、おいで』Cram_2

  こどもの時には、それがとても不思議でした。

でも、こうやって覚えていくのですね。
発酵するということ。

微生物なくして、芳香はありえないとさへ思います。

沈香やサンダルウッドが香るのも微生物のはたらきによるもの。

甘い果実の香も未成熟の実のそれはまだ青く、
香を放つまでにはなっていません。

力があって、草木がよく育ち、花がよく咲く土は、
多くの微生物が存在し、
風に運ばれる緑とあたたかい土の馨りには、
皆、心和まされていることと思います。

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Jul 25, 2010

夏の香り水

猛暑ですね。いかがお過ごしですか?

時に「すさまじい」と形容したいほどの暑さですのに、
こちらでは、
なぜかあのけたたましかった蝉の声が年々遠くなるのは寂しい限りです。

休日ゆっくり出来る時には窓を開けて感じるふわりとふく風や、
扇風機の送る風にゆらぎを感じながら、
汗をかけるときにはかいて、
シャワーを浴びたり、スイカを食べたときの涼しさを楽しんでおります。


そうしていると、夏に採れる野菜が天の恵みに感じることができます。

旬とはありがたいことです。

かつて、エアコン生活をあたりまえにしていた一時期、
大切なことを忘れかけていたと、今は少しわかります。

日本人の季節との付き合い方は本当に素晴らしいというより、
凄いとさへ思います。

それから、今日は夏の香り水を作りました。Aroma

こんな時、便利な水精油があります。

極微細な精油成分が水に溶けているので、
そのままいろいろブレンドして、
どうしても風の抜けない夜に使ったり、シャワーコロンとして使えます。

私のイメージですが、
精油が水中でダイヤモンドダストのように輝いている感じです。

ハーブウォーターよりも、精油に近いので、
香り作りが可能。

ミント、ローレル、白檀に、
それからほんの少しのチャンパカ。

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Jul 16, 2010

無限

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五月に一度咲いた白藤を切り戻してまた咲かせる。

返り咲きという。

白の品種でありがなら、
返り咲き淡いピンク色を帯びているのは、
もともと紫の遺伝子をもっている由縁であるのだとか。Dsc01123

人の手を加えると、植物は活かされる。

植裁を形作るために、針金や縄が使われるのはよくみかける。

樹齢が若くても、100年以上風雪に耐えたような風情が、
小さな器の中に表現されていて、とても面白い、というくらいはわかるのだが、
「無限」という法則に沿って手を加えてやれば、
故意に木の枝に負荷をかけたりひっぱたり、ゆがめたり、することなく、
木は永遠にその形態を保ったまま成長し続ける・・・という。

なんだか素敵な感じもするし、
でもわかるようで
ちょっとわかりにくい。

そもそも、無限を見たことがない。

が、
これは事実である。

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Jul 11, 2010

腐らないトマトがつなげてくれたこと しあわせ野菜トマト

「うまい野菜は野菜つくりがうまい奴に任せなさい。」

野菜の美味しさに興味をもったある日から、
それなりに色々やってきて、
今、納得できる一言をいただいてスッと方向転換。

度々このブログでも触れずにいられなくなってしまった
「超・八百屋」さん:八百剛さんの一言です。

おかげで、野菜を通じて大切なものを失わずにいられたといっても過言ではありません。

私にとって、お野菜はお手紙みたいな役割もしてくれます。
手にしたときに、嬉しい気持ちをいっぱい伝えてくれる野菜、そういうものがあると
本気で思うことがあります。

テーマはアロマですが、追及すると結局は植物の命のところにたどりつき
そして当然の拡がりだと確信します。
もし、そうでなかったら、それはおかしいとさへ、
日頃、アロマの仲間とも語りあってしまうところですが。

Dsc00612

中でもトマトはきっかけになった野菜でもあり、
栽培する途中でも、さまざまな世界を見せてくれた気がしていますので、
特に思い入れてしまいます。
 

あのトマトが食べたい・・・・・

201007041815531

そういうわけで、
友人のだんな様がこんなトマトを作っていると聞いて、
じっとしていられるわけがないのです。

種のいっぱいあるトマトです!

これは、大事なことです。

25年間農業を子供たちに教えてこられ、
今後は農業を志す生徒たちの励みとなるべく、
自ら一念発起され、農業の可能性に賭けてみることにされたところだそうです。

そんな中で待ちに待ったトマト。

火をいれることでさらに濃厚で甘くなるということでしたが、
いえいえそのまま、「がぶり」が一番でした。

まあ、ちょっとね、お行儀悪いことをしてしまいましたが、
ぜんぜん気にしません。

美味しいトマトの美味しい食べ方は、まずこれが一番だから。

昔のあの感覚、ついに再現してくれました。

始めは、マクロビオティックに通じている友人の作るお菓子が、
素材の味いっぱいで、とても好きだったのですが、
ご主人のことを話される時は、とても楽しそうで・・・
こちらまでが、なんだか嬉しい気分にされていたのですが
やっぱり彼女のだんな様が作るお野菜たちに触れると、
同じ感覚がこぼれてきました。

箱を開け、包みを1つ1つ開いていると、
毎日毎日世話をして、素敵に実った娘たち、
どれもこれもかわいくてたまらないとわかりました。

「嫁に出す」ような大切な思いを開くほどに満たされる感じです。

ほら!
ズッキーニの花が、この暑い中、見事に咲いたまま




アロマと簡単に言ってはいるものの、
植物の中の精油という微細な恩恵を被ろうと触れるうち、
いつしか自然に、
そのものに伝わる「何か」を意識するようになると感じています。

好むと好まざるとに関わらず、
それが良いものでなくても、どうしても起こることだとしたら。

毎日愛でる花は、美しく長く咲くというように、

同じレシピでも、作り手によってまるで違う香りがたつように、

そこにいる「人」の心を感じられることが
しあわせをくれるように思います。

しあわせ野菜畑

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