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Sep 23, 2011

葉月の秋刀魚と栗づくし膳ー「季節料理 今ぜき」にて

秋の味覚・・といっても9月は端境期。

Imazekiakit

「収穫の秋」「味覚の秋」「食欲の秋」

言葉の意味するものの深さ。巷の、「消費を煽る程度」の認識に気付かされ、足りない感謝があぶりだしな自分がちょっと恥ずかしくなってしまいました。

 「事前に連絡をください」、とあれほど云われながら、
またふらりと立ち寄ってしまった「季節料理 今ぜき」

自らの違反行為に覚悟していたものの、
「ちょうど秋刀魚なら山ほどありますよ」の言葉にやっぱりはずむ♪

ここは銚子漁港から近いことを想うと、そそられる。
けれど「山ほどの秋刀魚?」って・・・。

お膳に乗りきらず、はみ出たお皿も後から運ばれ、秋刀魚と栗づくし。

全て秋刀魚の七変化である。

まずは左から

秋刀魚のつみれ仕立て  秋刀魚の風干しと栗甘露煮   秋刀魚ご飯

自然食、地産地消、無農薬有機、マクロビオティック、スローフード、ローフードetc・・・

近頃流行りの食のこだわりなど、みんな吹っ飛んでしまう。

続いて、

Imazekiakizentex

秋刀魚のてんぷら 栗の渋皮煮 お造り 秋刀魚のかば焼き三杯酢

Imazekikimo 

白いかの秋刀魚肝和え 手作り柴漬け 秋刀魚の棒寿司Amamikuri

甘味 栗茶巾  

 

「今ぜき」とは、土地で採れた、旬のものしか食べられない店。

無い、からといって遠方から取り寄せて埋め合わせたりはしないのです。

あるように、なのです。

そして、「ある」時でも、

たとえば筍の季節ならまるで自身が筍であるかのように、

絶妙なその時の味を味わうのみ。

「月と暮らす」とご紹介しているように、月と暮らす地球のようにただ月に沿って料理する。

興味をもって訪れる方には、そんなゆるりとした気持で訪ねらるといいでしょう。

Kangetu

それにしても、月に帰らないかぐや姫は、どこで迷っているんだろう。                
                  

                                            

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Sep 17, 2011

珈琲の薫り

Nomado

やがて運ばれてくる珈琲が来るまで・・。


スタバのフランクさにすっかり慣れ、

旅先の見知らぬ土地で、見慣れた看板を見つけ、

とりあえず安心することはあるけれど


慣れた通りでも、ワクワクさせられる扉もある。

.。.:*
一瞬、過ぎ去った「ある時間」に踏み込んだ。




・・・・・授業の間の半端な空き時間。
いや、通りを眺めながら、たいくつな講義をサボっていた。

待ち合わせをした。
マスターに新譜をかけてもらったり。.。.:*・゜

ああ、確か、こんな感じだった。「サテン」

スタバなんてもう少し後のこと。「カフェ」こそレトロだったかもしれない。

・・・・・・



周りの学生たちからは、明らかに浮いてるだろう自分に気付いたのは、
店を出るときだったのは、ある意味救いだったかもしれない。

あの頃に戻れるとしたら?・・なんていう空想も悪くない。

意外と、今のまま先を観てみたいって気になれる。

ただ、年齢を重ねてきたそのかたわらに、

いつも、珈琲の薫りがあったことに我ながら驚いた。

いつのまにか、自分の思いでも「レトロ」な香りを醸し出しているなんて。

さしずめシルクサテンの輝き、なんておやじなだ洒落でしめてみよう。


                ----根津 nomadoにて---










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